2012年5月29日火曜日

伊豆の踊子にも登場する湯ケ野温泉にある川端康成が愛した宿


伊豆の踊子にも登場する湯ケ野温泉にある川端康成が愛した宿

「私は川向うの共同湯の方を見た。湯気の中に七八人の
裸体がぼんやり浮かんでゐた。
仄暗い湯殿の奥から、突然裸の女が走り出してきたかと思うと・・・
両手をいっぱいに伸ばして何か叫んでいる。
手拭もない真裸だ。それが踊子だった。」
川端康成「伊豆の踊子」より



川端康成は学生時代の大正7年、初めて伊豆に旅をし、
旅芸人の一行と道ずれになりました。
その時の経験をもとに執筆されたのが伊豆の踊子だそうです。

上記引用部は湯ケ野温泉で一泊した翌朝の情景を描いたもの。
湯ケ野温泉は河津川沿いの河津温泉郷にある閑静な温泉地です。
河津川の橋の麓には川端が逗留した福田屋があり、
2階には川端が泊った部屋がそのまま残されています。
そこでは直筆の書を見る事が出来ます。
踊子たちがその裸身をさらした共同湯は、
現在では露天ではなく内湯となっていますが現在でも入る事ができます。

伊豆に訪れた際はぜひとも訪れてみてください。

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